ブルーベリーの開花時期や開花時に気をつけるポイントとは

ブルーベリーは実だけでなく花も楽しめる植物です。

ブルーベリーの開花時期やその時期のお世話のポイントなどについてみていきましょう。

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ブルーベリーの開花時期

ブルーベリーは4月から5月上旬にかけてで、小さく可愛らしい白い花が咲きます。

ブルーベリーの花は1つが10日ほど咲き続け、次々と咲くので、品種によっては20日間くらいという長い期間花を楽しむことができます。

開花時期は、サザンハイブッシュ系統の品種は4月の上旬ぐらいから咲き始めることが多く長期間咲きます。

ノーザンハイブッシュ系統とラビットアイ系はサザンハイブッシュ系統よりも少し遅れて、4月の中旬から咲き始めることが多く、ラビットアイ系統は5月中旬にかかるくらいまで花が残っていたりします。

開花時期が終わると、花弁が落ち徐々に子房が膨らみ始めますが、子房が膨らみ始めるのは6月に入ってからになることもあるのであまり焦らずに見守りましょう。

開花時期のお世話

ブルーベリーが開花する4月は冬の休眠から覚醒した株が根を大きく伸ばしている時期です。

ブルーベリーの葉芽は花芽より少し遅れて発芽するので、樹上は葉が少なく花盛りといった感じですが、土の中では根が広がり水分や養分をどんどん吸収しています。

そのため、この時期はなるべく水を絶やさないように、土の乾燥に気をつけましょう。

水やりは土の乾燥を目安に、乾いていたらたっぷり水をあげます。

また、この時期は雑草が増えはじめる時期です。

雑草はブルーベリーよりも根の勢いが強いので、せっかく伸び始めたブルーベリーの根の成長を阻害してしまいます。

なるべく雑草が小さいうちに抜いてしまうことが大切です。

開花時期はブルーベリーが実をつけるために受粉をしなくてはいけない大切な時期ですが、受粉は屋外で栽培していればミツバチなどの虫が媒介してくれます。

しかし、開花時期にあまり虫が集まっていないような環境の場合は人工授粉をしてあげると受粉率が高まります。

開花時期を知る必要性

ブルーベリーは自家受粉率が低いという特徴があります。

実をつける確率、結果率を同一系統の別品種を一緒に植えることが必要です。

そこで、品種を選ぶときは開花時期がポイントになります。

ブルーベリーの花は比較的長期間咲き続けるので、開花期を気にせずに2品種選んだとしてもそこまで問題ではありませんが、開花期が長期間被っている方が受粉率が高くなるので、開花時期を品種選びのポイントとしておくことは必要です。

サザンハイブッシュ系統は開花しはじめる時期にバラツキがあるので、サザンハイブッシュ系統の品種を選ぶときは特に注目するとよいでしょう。

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