ブルーベリーは下痢に効く?その理由や副作用とは

ブルーベリーには下痢に効果があるという意見と、下痢を誘発するという意見があります。

ブルーベリーは下痢にどう作用するのか説明します。

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下痢のメカニズム

そもそもどうして下痢になってしまうのでしょう。

下痢には大腸の不調が大きく関係しています。

大腸は食べ物の水分を吸収したり、便をスムーズに直腸に運ぶために水分を分泌したりしています。

つまり、便が固くなるのも柔らかくなるのも大腸のさじ加減ということになります。

下痢は何らかの原因で、大腸が活発に動きすぎて水分が吸収されないうちに直腸へと運ばれてしまったり、分泌される水分が多すぎたり、水分吸収力が弱っていることなどから発症します。

下痢になる原因としては、体を冷やしてしまったことで腸の活動が低下してしまったり、過度のストレスによるもの、アレルギーによるものなどが考えられます。

基本的に、下痢は急性のものがほとんどで、1回や2~3日程度で収まるものが多いのですが、3週間以上続く場合など慢性化している下痢の場合は、腸に何らかの病巣があることも考えられるので医師の診察をうけることが大切です。

ブルーベリーと下痢

では、ブルーベリーを食べると下痢になってしまうのでしょうか。

食べ物は何でもそうですが、食べ過ぎれば胃腸に負担をかけてしまうので便秘や下痢の原因となってしまいます。

果物は食物繊維と水分が豊富なので、食べ過ぎれば下痢になりやすいとされます。

特にブルーベリーは果物の中でも食物繊維が豊富で、食べ過ぎによって下痢となってしまうことがあります。

その一方で、食物繊維には腸の働きを助ける整腸作用があるので、適度に食べれば下痢を抑える作用もあります。

また、ブルーベリーに含まれるポリフェノールはストレスを軽減させる効果があるので、緊張やストレスによる下痢を軽減させる効果も期待できます。

食物繊維の整腸作用とは

食物繊維は炭水化物やタンパク質の様に腸から吸収されて体のエネルギーや細胞を作る原料になるということはありません。

しかし、食物繊維を食べることで、腸壁が刺激され、腸が活発に動くようになります。

また、食物繊維には善玉菌の餌となったり、悪玉菌を減少させる効果もあり、腸内フローラ改善効果などもあります。

さらに、食物繊維には腸内の水分を適度に保つ効果もあります。

食物繊維によって腸内環境が改善され、便秘や下痢などの改善に効果が現れるのです。

つまり、食物繊維が豊富なブルーベリーを食べることで便秘や下痢を改善することが期待できます。

ただし、食べ過ぎると下痢を誘発することもあるので注意が必要です。

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