愛犬のおやつとして、手頃な大きさのブルーベリー。
人間には様々な健康効果があるとされていますが、犬にも同様の効果があるのでしょうか。
犬にブルーベリーを与えるときのポイントについて解説します。
犬にブルーベリーを与えても大丈夫か
ネギ類やナッツ、アボカドなど、犬に与えてはいけない食材はいろいろありますが、ブルーベリーはどうなのでしょう。
ブルーベリーはアントシアニンやビタミンなど、人間の体には有益な栄養が含まれているので、出来るなら犬の健康にも役立ててあげたいですよね。
ブルーベリーは犬にあげても特に問題はありません。
ただし、犬への健康効果は人間の健康効果ほどは解明されていません。
ブルーベリーをハムスターに与えると、コレステロールが抑制され肝臓疾患に有効という研究結果がありますが、犬に与えてどのような効果があるかと言った研究結果はありません。
犬への効果は未知数ですが、ブルーベリーを与えても害はないのでおやつ感覚であげてもよいでしょう。
犬にブルーベリーを与えるときのポイント
犬にブルーベリーをあげても特に問題ありませんが、量には気をつけるようにしましょう。
ブルーベリーに限りませんが、犬の胃腸は食物繊維の消化が得意ではありません。
ブルーベリーのように食物繊維が豊富な食物を大量に摂取してしまうと下痢などを引き起こす可能性があります。
目安としては、10kgくらいの中型犬で1日3粒くらいの量なら問題ないでしょう。
この量は目安ですから、初めてあげるときは、少しづつあげて徐々に量を増やすようにしましょう。
ブルーベリーをあげるときは、生のままあげても良いですし、ヨーグルトに混ぜても良いでしょう。
犬は牛乳をあげると乳糖が分解できないのでお腹を壊してしまいますが、ヨーグルトは既に乳糖が分解されているので大丈夫です。
ただし、ヨーグルトは砂糖が含まれていないものにしてあげましょう。
ブルーベリーもドライフルーツのものをあげても良いですが、ドライフルーツは砂糖が眩してあるものもあるので注意してください。
ブドウは犬には厳禁
ブルーベリーを犬にあげることを躊躇するというのは、ブドウ中毒がよく言われるからという人も多いでしょう。
犬に少量でもブドウを食べさせると、ブドウ中毒を起こしてしまうのであげてはいけません。
ブドウ中毒は干しぶどうでも起きるので、干しぶどうが入っているような調理品も気をつける必要があります。
なぜブドウ中毒を起こすか、ブドウのどのような効果が中毒の原因となってるかはまだ未解明ですが、ブルーベリーはブドウとは違う植物なので中毒を引き起こす危険性はありません。
だだし、先程もあげたような、食物繊維の大量摂取には注意して、適量をあげるようにしましょう。