話題のブルーベリーですが、食べてみると粒ごとに味に差があったりもします。
美味しいブルーベリーの見分け方とかあるのでしょうか。
ブルーベリーの見分け方を解説します。
ブルーベリーの収穫時の見分け方
メロンとキウイ、バナナといったフルーツは、収穫後に追熟といって数日間貯蔵することで成熟し甘みが増します。
しかし、ブルーベリーはこういったフルーツと違い、収穫後に追熟させることはできないので樹に成っている状態で完熟させることが大切です。
酸味が強いブルーベリーの実は未熟果を収穫してしまったものを食べた可能性があります。
なるべく完熟した美味しい実を収穫する必要があるのです。
ではブルーベリーが完熟したかどうかはどのように見分けることができるのでしょう。
ブルーベリーは完熟すると、果実だけでなく、果実がついている枝部分、果軸まで色づきます。
果軸が色づいているブルーベリーは完熟しているということになります。
ところが、ブルーベリーは複数の果実が密集してなっているので果軸が見えないということもあります。
ブルーベリーは全体が青紫に色づいてから4~6日かけて完熟します。
色づいた日にちを覚えておいて、時間の経過で収穫してもよいでしょう。
市販のブルーベリーの見分け方
市販のブルーベリーも美味しいブルーベリーの見分け方としては実の果軸側を見ることです。
当然、市販のブルーベリーには果軸はついていませんが、果軸付近がしっかり色づいているものが甘くて美味しいブルーベリーとなります。
また、市販のブルーベリーはブルームも見分けるポイントとなります。
ブルームは果皮の表面に付着している粉状の蝋物質のことです。
ブルームがしっかり付いているブルーベリーというのは丁寧に迅速に輸送された証となります。
市販の美味しいブルーベリーの見分け方としては、果軸付近の色づきとブルームということになります。
それでも、市販のブルーベリーは一粒ずつ選んで買うということもできないので、個体差は仕方のないところです。
そんな場合はブルーベリーを一粒ずつ食べるのではなく、何個かまとめて食べると味が均一化するので美味しく食べることができます。
品種の見分け方
最後にブルーベリーの品種の見分け方もみていきましょう。
ブルーベリーにはラビットアイ系とハイブッシュ系があります。
ブルーベリーの結果率をあげるためには同一系統のブルーベリーを2種類植えることが大切ですが、自分が植えているブルーベリーが何系か忘れてしまうこともあります。
ラビットアイとハイブッシュの簡単な見分け方は幼果で見分ける方法です。
ラビットアイの幼果は名前の通り、兎の眼のようにピンクに色づいてから青紫へと変化します。
また、葉の形でも見分けられます。
ラビットアイの方がやや細く、葉のフチがギザギザしています。
系統がわからなくなっても、いくつかの方法で見分けることができます。