人間を健康にしてくれるブルーベリー。
猫は食べてくれるのでしょうか。
そもそも猫はブルーベリーを食べてもOKなのでしょうか。
猫はブルーベリーが好きなのか、食べても問題ないかを解説していきます。
猫はブルーベリーが好きか
そもそも猫はブルーベリーが好きなのでしょうか。
猫の味覚は酸味、苦味、塩味の3種類と言われています。
ブルーベリーが好きな猫というのは、甘味ではなく、酸味や苦味がツボに入っているということが考えられます。
よくあるのが、ブルーベリーヨーグルトが好きという猫です。
通常、牛乳は猫が乳糖を消化できないのであまり与えないほうが良いとされますが、ヨーグルトは発酵によって乳糖が分解されているので与えても大丈夫です。
ブルーベリーについてですが、ブルーベリーも猫が食べても大丈夫な食材です。
猫が控えたほうがよい果物としては、犬と同じくブドウがあげられますが、ブルーベリーはブドウ科の植物ではなく、ツツジ科なので問題ありません。
猫向けのブルーベリーを使ったお菓子やサプリも販売されているので、ブルーベリーは猫に害があるということはありません。
ただし、胃腸が弱かったり尿路結石の経験がある場合は与えないほうがよいでしょう。
ブルーベリーは食物繊維が豊富なので、便秘がちな猫には消化を助ける食べ物となりますが、胃腸が弱い猫の場合は下痢の原因ともなります。
また、ブルーベリーのビタミンCは尿路結石の原因となるシュウ酸を作るので、尿路結石の経験がある猫にはあまり与えないほうがよいでしょう。
猫と砂糖
ブルーベリーが好きな猫で気をつけたいのが、糖類のとりすぎです。
先程あげたように、猫は甘味を感じて甘い物を食べているわけではありません。
なので、ブルーベリーが好きだからといって、ブルーベリージャムや加糖されたブルーベリーヨーグルトはあげる必要はありません。
糖類のとりすぎは、糖尿病や肥満などの病気を招いてしまうので、猫にはなるべく甘いものをあげないようにしましょう。
猫がNGな果物
ブルーベリーは猫に与えても大丈夫ですが、ブドウは犬の場合腎臓の病気になってしまうので、猫にも与えないほうがよいとされます。
その他に猫に与えてることがNGな果物としては、パパイヤやマンゴーなどのアレルギーを起こしやすい果物や、イチジクといった中毒を引き起こす果物があります。
ブルーベリーも基本的には食べさせても問題ない果物ですが、可能性は低くてもアレルギーの可能性はあります。
初めて食べさせるときは少量ずつ様子を見ながら与える必要があります。
ビタミンや食物繊維を考えると、猫にも食べさせたい果物ですが、食べて良い果物選びは慎重に行う必要があります。