ブルーベリーの食べ方といえば、皮つきで丸ごと食べるのが一般的ですね。
皮が気にならない食べ方や、皮が薄い品種について解説します。
皮ごと食べる果物
皮ごと食べられる果物って何があるのでしょう。
りんごは丸ごと食べられますが、ほとんど皮をむきますよね。
りんごには芯があるので、取り除く必要もあります。
さくらんぼは皮ごと食べますが、種があるので、種を出す必要があります。
バナナは種はありませんが、皮はむきます。
ブルーベリーはどうでしょう。
ブルーベリーは皮ごと食べられて、種も気にすることがない数少ない果物の1つです。
近年、種無しブドウで皮ごと食べられることができるものがありますが、種無しブドウは特殊な薬品で種無しにしています。
ブルーベリーは薬品などを使うことなく、天然で皮も種も食べられるという点が優れています。
ブルーベリーの食べ方
ブルーベリーは樹から収穫したら軽く洗ってそのまま食べる食べ方が美味です。
ブルーベリーはバナナなどの様に、収穫後に熟成させることで甘みが増えるということはありません。
ブルーベリーは樹になったまま完熟させて甘みが増したものを食べるのがベストです。
ただし、樹上完熟させたブルーベリーは日持ちがしません。
美味しく食べられるのは1週間程度とされます。
そこで、ブルーベリーは加工をする食べ方がいろいろとあります。
乾燥してドライフルーツにしたり、ジャムにしたり、冷凍したりというものです。
果物を加工すると気なるのが栄養価ですが、ブルーベリーの健康成分とされるポリフェノールのアントシアニンは加工に強く、ドライフルーツやジャムにしても大きく損なわれることはありません。
特に冷凍は皮の細胞が壊れて、逆にアントシアニンの吸収率が高まるとされるのでおすすめの食べ方となります。
皮が薄い品種
皮まで食べられるブルーベリーですが、それでも皮が薄い方が食感良く美味しく食べられますよね。
ブルーベリーはラビットアイ系よりもハイブッシュ系のものが皮が薄く食感がよいとされます。
スーパーで売られているブルーベリーはなかなか系統を確認することはできませんが、ハイブッシュ系の実はラビットアイ系よりも扁平で大粒なものが多いので、そういったものを選ぶようにするとよいでしょう。
家庭菜園で育てる場合は、食感を重視する場合は、ハイブッシュ系を選んでみることもポイントです。
しかし、ハイブッシュ系は皮が薄いので雨などで水分過多になると裂果してしまったり、日持ちが悪いというデメリットもあります。
その点については育て方や収穫時期などに注意が必要となります。