いつでも手軽に食べられることが魅力な乾燥ブルーベリー。
家庭菜園でブルーベリーを育てているなら、手作りも良いですね。
手作り乾燥ブルーベリーのメリットや乾燥方法について説明します。
市販ドライフルーツの添加物
市販のドライブルーベリーは生のブルーベリーよりも手に入れやすく、長期保存もできるので手軽にブルーベリーの健康効果を得ることができます。
一方で、市販のドライフルーツには思わぬ落とし穴もあります。
それが添加物です。
市販のドライブルーベリーには酸化防止剤や着色剤、漂白剤などの添加物が乾燥過程で加えられている場合があります。
全てのドライフルーツに添加物が加えられているわけではありませんが、無添加のドライフルーツを探すのは手間のかかる場合もあります。
そういった場合は手作りするのが良いでしょう。
ドライフルーツの作り方
ブルーベリーは家庭菜園でも大きくなれば1本で数キロの収穫が可能です。
そのため、古来より様々な保存方法が考えられてきました。
乾燥してドライフルーツにするというのも1つの方法です。
ドライフルーツの作り方は、綺麗に洗ったものを天日で乾燥させるというのが手軽にできる作り方です。
他にはオーブンを使ったり、専用のドライフルーツ乾燥機を使う方法があります。
保存食というと、殺菌などで敷居が高く感じることもありますが、作る方法はシンプルで生のブルーベリーさえあればすぐに作れます。
天日が与えるメリット
ブルーベリーをドライフルーツにするメリットについて解説します。
一番のメリットはやはり長期保存が可能となることです。
ブルーベリーは5月~7月にかけて収穫できますが、家庭菜園ではそれ以外の期間は生のブルーベリーは食べられません。
ドライブルーベリーは上手に乾燥させることで半年以上保存できるので、次の収穫期まではドライブルーベリーを食べることができます。
栄養価が増えるということもドライブルーベリーのメリットです。
単純に水分が減ったことで、旨味や栄養価が凝縮されることで、美味しくなったり、100gあたりの栄養価が増えるということもありますが、実際に乾燥前よりも栄養価が増えるということもあります。
ドライブルーベリーを作るときに、天日に当てると乾燥前と栄養価が変化することで増える栄養素があります。
太陽光に含まれる紫外線に当たりながら乾燥すると、脱水縮合という反応が起こり、化学変化によってミネラルや抗酸化物質が増えるのです。
ドライフルーツを作るときには、できるだけ太陽光に当てるということはこのメリットを最大限に活かすポイントとなります。