ガーデニングの情報サイトなどでよく紹介されるブルーベリー。
ブルーベリーの栽培はガーデニング初心者でもできるくらい簡単なのでしょうか。
簡単にはじめるブルーベリー栽培のポイントをまとめました。
ブルーベリー栽培のはじめ方
桃栗三年柿八年。
果樹栽培は実がなるまでに長い年数を必要とし、ガーデニングでは難しいとされます。
しかし、ブルーベリーは初年度から実をならせることもでき、小ぶりな果樹なので小スペースや鉢植えでも栽培が可能でガーデニング初心者でも簡単に栽培される果樹とされます。
また、ブルーベリーは経済栽培されるようになってから100年足らずで、品種改良もそこまで大きくされていないことから野生種に近く、害虫や病気に強いということも栽培が簡単な理由です。
ブルーベリーの土壌改良
ブルーベリー栽培で一番のポイントとなるのは土です。
ブルーベリーは酸性の土壌でないと生育が悪くなります。
ガーデニング初心者の場合はここが一番の難所になりそうですね。
でも、この問題は簡単に解決することができます。
ブルーベリーの専用土を買ってしまえばよいのです。
ブルーベリー専用土はホームセンターなどで購入でき、すでに酸性に調整してあるのでわざわざピートモスなどで土壌改良する必要がなくなります。
露地栽培する場合も、ブルーベリー専用土を買ってきて、植える場所の土と入れ替えてしまうとよいでしょう。
ブルーベリーの土問題は初心者がぶつかりやすい課題ですが、簡単な方法で解決することが可能です。
苗選びのポイント
ブルーベリーは2本植えないと実がならないとよく言われます。
確かに、ブルーベリーは自家受粉では結実が悪いので、同一系統の2品種を混植した方が収穫量は多くなります。
特にラビットアイ系は、2品種以上植えることが推奨されます。
しかし、ハイブッシュ系であれば、自家受粉でもある程度の収量が見込めます。
もし、ブルーベリー栽培をはじめるときにスペースがあまりないということであれば、ハイブッシュ系を選ぶようにするとよいでしょう。
ブルーベリーの苗選びではこのように品種にもポイントがありますが、ホームセンターなどで購入する場合は苗の健康状態もチェックすることもポイントです。
ブルーベリーは季節ものの苗のように頻繁に入れ替えられるということがないので、長期間店頭に並んでいるということがあります。
やはり長期間店頭に置かれてポットの中だけで栽培されたものは元気がありません。
ブルーベリーにとりつけてあるラベルなどを見て、元気な苗を選ぶようにしましょう。