ガーデニングで手軽に楽しめるフルーツとして注目を集めるブルーベリー。
庭や花壇にブルーベリーを植えるときにはどういったことに気をつければよいのでしょう。
ブルーベリーを花壇に植えるときのポイントについて解説します。
花壇にブルーベリーを植える楽しみ
ブルーベリーを花壇に植える楽しみはなんと言っても果実を食べられるということですね。
通常、果樹は何年もかけて成長させてようやく果実が収穫できます。
しかし、ブルーベリーの場合は初年度でも果実の収穫が可能です。
ただし、ブルーベリーは1年目の幼木に実をならせてしまうと、実に栄養がとられてしまうので大きく育てたい場合は花が咲く前に選定してしまうほうが良いとされています。
それでも、2年目の春から初夏にかけてはブルーベリーの実を収穫出来ますし、家庭菜園で手軽に楽しめる果物ということが言えます。
また、ブルーベリーは秋には紅葉し、春には可愛らしい花を咲かせます。
ブルーベリーは庭に植えておくと様々な表情で楽しませてくれます。
適正土壌に注意
ブルーベリーを庭や花壇に植えるときに、最も気をつけなければならないことは土壌の酸性度です。
通常、庭や花壇に花などを植えるときは、石灰を撒くなどして土壌をアルカリ性にすることがよくあるのですが、ブルーベリーの場合は酸性にします。
土壌を酸性にするにはピートモスという土がよく使われますが、ブルーベリー専用の土もホームセンターでは売られているので、初挑戦の場合はそういったものを活用してもよいでしょう。
庭や花壇に直植えする場合は、ブルーベリーを植える場所の土を丸ごとブルーベリー専用の土と入れ替えれば土壌の酸性度を調整したりすることなく植えることができます。
あとは花壇の場合は一緒に植える花などに気をつける様にしましょう。
ブルーベリーと同じ、酸性の土を好む植物にしてあげるようにしましょう。
ブルーベリーの好む日当たり
プランターや鉢にブルーベリーを植えた場合は、日当たりに合わせて動かすことができますが、直植えした場合は日当たりを変えることはできないので、事前にブルーベリーが好む日当たりを知っておく必要があります。
ブルーベリーは耐陰性があるので半日陰程度でも十分育ちます。
ただし、半日陰に植えた場合は、やはり大きく育たないので実付きが悪くなったり、実が大きくならないといったことがあるので、できるだけ陽のあたる場所に植えてあげる方がよいでしょう。
ただし、ブルーベリーは根から水を吸い上げる吸水力が弱いので、夏の強い日差しにさらされて土が乾燥したりすると弱ってしまうので、夏の直射日光には気をつけたり、毎日の水撒きを欠かさないようにしましょう。