ブルーベリーのオニールの育て方や耐暑性などの特徴について

ブルーベリーでサザンハイブッシュ系のおすすめ品種とされるのがオニールです。

オニールがなぜおすすめとなるのか、その特徴や育て方を解説します。

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オニールの特徴

オニールはサザンハイブッシュ系の品種です。

サザンハイブッシュ系はノーザンハイブッシュ系よりも耐暑性があります。

オニールも耐暑性があるので、九州地方などの暑い地域でも元気に育ってくれるという特徴があります。

オニールは樹勢があまり強くないとされますが、根張りなどはよく、枝葉の成長が悪くても根気よく世話を続ければ立ち直って成長してくれます。

オニールの実は革が薄くて食感がよく、甘みが強いという特徴があります。

甘みは、濃厚な甘みというよりもスッキリとした味で、果汁感が強いといわれます。

オニールの育て方

オニールの育て方についてみていきましょう。

オニールの実は皮が薄いという特徴がありますが、皮が薄いブルーベリーの果実は梅雨時期に過湿で水分過多となり実割れが起こることがあります。

しかし、オニールは収穫期が早く梅雨前に収穫できるので、実割れを防ぐことができます。

ただし、皮が薄いということで日持ちはしないので、収穫後はすぐに食べるようにすると美味しい実が食べられます。

また、オニールはコガネムシの幼虫が好む傾向にあるので、防虫対策は育て方のポイントとなります。

コガネムシを防ぐには株元にマルチを敷く方法が有効です。

鉢植えの場合は鉢の上に、露地植えの場合は根元にマルチを敷きます。

マルチとは藁やバークチップという樹皮を砕いたもので覆ってしまうことです。

マルチをすることで雑草などを避けることができますが、地表を覆うことでコガネムシなどの害虫が地中に産卵することを防ぐことができます。

サザンハイブッシュがおすすめの理由

サザンハイブッシュ系の品種はオニールをはじめとして、おすすめ品種としてよくあげられます。

それは育て方の容易さが理由となります。

ノーザンハイブッシュ系は夏の猛暑で樹勢が弱ってしまうということがよくありますが、サザンハイブッシュは耐暑性という特徴があるので、猛暑になっても水やりを怠らなければ樹勢を維持することができます。

また、サザンハイブッシュ系はブルーベリーとしては自家受粉率が高いので受粉樹を用意しなくても結果することができます。

1本から育てることができるのでおすすめ品種とされます。

さらに、サザンハイブッシュ系はラビットアイ系に比較して、コンパクトに栽培できるという特徴もあります。

コンパクトなので、鉢植えでも管理がしやすく育て方も簡素にできます。

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