ブルーベリーのアブラムシ対策で効果を出すための方法

ブルーベリーにつくアブラムシ。

やっかいな害虫です。

ブルーベリーのアブラムシ対策について解説します。

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アブラムシが植物に増える理由

アブラムシは自身の生育のよい環境を見つけると爆発的に増えます。

これは、アブラムシが単体、一匹で繁殖できるという特性があるからです。

つまり、一匹でもアブラムシがついてしまうと、短期間で次々と産卵して増えていってしまいます。

アブラムシは茎や葉に尖った口を指し、植物の汁を吸うって生育を阻害しますが、それだけではなく、ウイルスを媒介することも厄介な問題です。

他の植物の病気を持ったアブラムシがついてしまうと、次の植物にも病気が感染って蔓延してしまうことがあります。

アブラムシが増えやすい環境としては、化学肥料があげられます。

植物に窒素を多く与えると、植物の葉では多くのアミノ酸が作られますが、このアミノ酸がアブラムシの好物なのです。

また、風通しが悪いこともアブラムシが好む環境です。

風通しが悪く、植物に日陰が多いと直射日光を嫌うアブラムが住みやすい環境となります。

ブルーベリーとアブラムシ

アブラムシは、春や秋に増えます。

春といえば、ブルーベリーは花をつけ、実をつけ始める季節です。

この時期にアブラムシがきてしまうと、生育が阻害され実つきが悪くなったりしてしまいます。

また、秋はブルーベリーは冬の休眠に向けて準備をする期間です。

ブルーベリーは休眠期に向けて、地中では根を伸ばす大切な時期です。

ブルーベリーの大切な時期をアブラムシに邪魔されないように、しっかりとした対策が必要です。

ブルーベリーのアブラムシ対策

では、ブルーベリーのアブラムシ対策についてみていきましょう。

当然ですが、ブルーベリーの実は食べますよね。

で、あるならばなるべく農薬などを使わずにアブラムシ対策をしたいものです。

最も簡単なアブラムシ対策としては、見つけたらその都度駆除する方法です。

アブラムシをみつけたら、ガムテープなどの粘着テープにくっつけて駆除したり、歯ブラシで擦り落とすなどすれば農薬を使うことなく駆除できます。

この方法なら、無農薬で駆除できますが、これは初期の対策で数が増えてしまうと手がつけられなくなります。

より能動的な対策としては、牛乳や石鹸水を吹きかけるという方法があります。

これは牛乳や石鹸水によってアブラムシを窒息状態にして一網打尽にしてしまおうという対策です。

いずれも、吹きかけたあとは水でしっかりと洗い流す必要があります。

その他には、木酢液などの忌避剤を使ってアブラムシが近寄って来ない環境を作ってあげてもよいでしょう。

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