体を健康にしてくれる食べ物は赤ちゃんにも早く食べさせてあげたいですよね。
ブルーベリーも健康食とされる食べ物です。
赤ちゃんにはいつからブルーベリーをあげてもよいのでしょうか。
赤ちゃんに離乳食や果物、ブルーベリーはいつから始めるのかということについて解説します。
目次
赤ちゃんの離乳食時期
そもそも、赤ちゃんの離乳食はいつからはじめるべきなのでしょう。
以前は生後3ヶ月から果汁などをあたえて離乳食の準備をしたあとに、4ヶ月頃から離乳食をはじめるという説もありました。
しかし、現在では厚生労働省の指針では5~6ヶ月、WHOの指針によると生後6ヶ月以降ににはじめましょうとなっています。
これはアレルギーが理由となっています。
離乳食を早くにはじめると、未成熟な赤ちゃんの体は食べ物を異物として反応してしまうリスクが高くなるとされるからです。
それによって、離乳食は以前よりも遅めにはじめるようになってきています。
しかし、遅すぎることも問題とされます。
遅すぎると、2歳時にアトピーや喘息を発症するリスクが高くなるという研究結果が発表されています。
焦って早くにはじめる必要はありませんが、遅すぎることも問題となります。
そうすると、いつからはじめるのか迷ってしまうお母さんもいるかもしれませんが、ガイドラインに従って、生後半年くらいから赤ちゃんの様子を見ながらはじめるとよいでしょう。
果物を食べさせる時期
以前は離乳食開始前に果物の果汁などを与えて離乳食の準備をさせるということがよく言われていましたが、現在ではこれは推奨されていません。
その理由は先程も言ったようにアレルギーのリスクがあるからです。
果物の中にはアレルギー表示対象品目に入っていて、アレルギーの心配もあります。
ただし、どんな食材にもアレルギーのリスクはあり、果物が特別に危険というわけではありません。
果物は優しい甘さもあり、食物繊維も豊富で離乳食にはおすすめの食材とされています。
離乳食初期からでも与えることができるとされますが、はじめのうちは生のままではなく熱を加えるなどすると食べやすいとされます。
ブルーベリーを食べさせる時期
ブルーベリーはいつから与えればよいでしょう。
ブルーベリーはアレルギー表示対象品目に入っているリンゴやバナナ、キウイ、オレンジなどとは違い、指定食品ではないのでアレルギーのリスクは低いとされます。
また、ブルーベリーはほのかな甘味があり、酸味も強くないので離乳食には向いている食材といえます。
ブルーベリーに含まれるポリフェノールには眼精疲労や様々な効果があり、赤ちゃんにもぜひ食べさせてあげたいですね。