妊娠するとお腹の子供の成長のために食べたほうが良い栄養が含まれる食材や、食べることがNGとなる食材があります。
ブルーベリーはどうなのでしょう。
ブルーベリーは妊婦さんが食べても良いのか、胎児や自身の美容に与える影響などについて解説します。
妊婦NGの食材とは
まずは具体的に妊婦さんが食べてはいけないとされる食材について見ていきましょう。
一番にあげられるのが、生肉や生卵、刺し身などです。
生肉や生卵、刺し身には細菌や寄生虫の危険性があります。
通常、大人の体力ならば問題のない細菌でも、妊婦さんの場合は免疫力が低下しているので症状が悪化するこがあります。
トキソプラズマという寄生虫に妊婦さんが感染した場合は、胎児に先天性障害を生じる可能性もあるので、生肉などは特に注意が必要とされます。
昆布などに含まれているヨウ素も妊婦さんが気をつけるべき栄養です。
ヨウ素を過剰に取りすぎると、胎児の甲状腺機能低下を招く危険性があるとされます。
また、似たような食材でひじきがあります。
ひじきにすくまれるヒ素が胎児に悪影響を与える可能性があります。
ただし、昆布やひじきは過剰摂取した場合の問題なので、日常生活で食べる量であればそこまで神経質にはなる必要はありません。
他にはレバーやうなぎといった、一見栄養素が豊富な食べ物にも注意が必要です。
レバーやうなぎに豊富に含まれるビタミンAを過剰摂取すると、胎児が奇形になるリスクが高くなるとされます。
これらの食材も過剰摂取に注意しましょう。
ブルーベリーは妊婦が食べても大丈夫か
ではブルーベリーは妊婦さんが食べても大丈夫なのでしょうか。
ブルーベリーの栄養はビタミンやミネラルもバランスよく含まれていますが、ビタミンはEが特徴的な量の他はそこまで特徴的なものはないので、ビタミンAの過剰摂取などの可能性は低くなります。
そもそも植物に含まれるビタミンAはβカロテンという状態で、体内入ると必要な量だけビタミンAに変換されるので、植物系の食べ物からは過剰摂取の心配はありません。
ブルーベリーは妊婦さんが特に心配する栄養素もなく、食べても問題ない食材と言えます。
ブルーベリーの妊婦に与える効果とは
ブルーベリーは妊婦さんの美容や健康にどのような効果があるのでしょう。
ブルーベリーが妊婦さんの美容や健康に与える効果として大きなものは食物繊維による便秘解消効果があげられます。
ブルーベリーは果物の中でも豊富に食物繊維が含まれています。
妊婦さんは体調や精神的な変化から便秘になりやすくなります。
ブルーベリーの豊富な食物繊維は、便秘解消に効果があります。
また、様々なストレスにさらされる妊婦さんは活性酸素も増えやすくなります。
活性酸素はシミやシワの原因となり、美容に多大な悪影響があります。
ブルーベリーに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があるので、妊婦さんの活性酸素による肌の美容面でも効果が期待されます。