ブルーベリーが大きくなったときの移植時期や移植方法

ブルーベリーの木はどんどん大きくなるので、鉢植えの場合は新しい鉢に植え替える必要があります。

ブルベリーの移植時期や移植方法について説明していきます。

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ブルーベリーの移植目的

ブルーベリーを植え替える目的は、根詰まりを防ぐということが一番大きな目的です。

ブルーベリーの根は広く広がりますがあまり強くなく、根詰まりしてしまうと吸水力や土から栄養を吸い上げる能力が低下して、株が水不足、栄養不足となってしまいます。

これがブルーベリーを植え替える最も大きな目的です。

また、他の目的としては、土壌を酸性に保つということもあげられます。

ブルーベリーはかなり酸性度の高い用土を好みます。

酸性度はブルーベリーの生育には必要不可欠な要素で、植え替えによって酸性度がブルーベリー用に調整された土に入れ替えることでブルーベリーの生育がよくなります。

ブルーベリーの移植時期

ブルーベリーの移植時期は、いつでもよいというわけではありません。

ブルーベリーは春に開花、初夏に結果、夏に枝葉を伸ばします。

これらの時期は成長のため、根からの栄養は不可欠なので植え替えなどで根を傷つけることは避けたいということで、移植時期としては不向きです。

また、秋は葉は紅葉して、ブルーベリーは落ち着いているように見えますが、地下では冬の休眠に備えて根を成長させているので、秋も移植時期としては不向きとなります。

ベストな移植時期としては、冬、ブルーベリーが休眠から目覚め始める1~2月頃とされます。

この時期なら、ブルーベリーは剪定を行う時期でもあるので、樹形もわかり鉢の大きさも選びやすくなります。

また、ブルーベリーも新たな根を作ろうする時期なので、植替えからスムーズに新しい鉢の中で根を伸ばすことができるのです。

ブルーベリーの移植方法

では、ブルーベリーの具体的な移植方法についてみていきましょう。

ブルーベリーの移植方法は、まずブルーベリーの株を丁寧に鉢から出すことからスタートします。

鉢と土の間にスコップを入れるなどして隙間を作り、なるべく根を傷めないように取り出しましょう。

鉢から出したら、根の状態を確認します。

黒く変色している根があれば切り落とすようにしましょう。

古い根を切り落とすことで新しい根が生えやすくなります。

ただし、白い根は新しい根なので、なるべく切ったりしないようにしましょう。

根を確認するときに、古い土もある程度落とします。

新しい鉢にはなるべく新しい土を多く入れることで、土の酸性度もブルーベリーの好みのものに保つことが移植方法のポイントです。

あとは新しい鉢に植えてあげて、最後に水やりをしてあげれば移植方法は完成となります。

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